鍼の太さと長さについて
スタッフブログ
皆さんこんにちは
スタッフの宇都です♪
本日は鍼灸師が治療に使う「鍼」の長さと太さの種類についてお話したいと思います
鍼灸の鍼と聞くと皆さまどんなイメージを持たれますでしょうか?
最近は美容鍼灸の需要も増えて、老若男女問わず、鍼灸に触れる機会も増えてきたと思います
「鍼」と言いましても、皮膚に直接貼る皮内鍼だったり
「鍼」なのに刺さないような形の物もあります
一般的な鍼の形は持ち手の「針柄」鍼の長さの「針体」
刺入部分の「針尖」になります
鍼の長さは「鍼体」の長さで分別しています
鍼の長さは「寸」と「分」と表記し
長さも細かく言えば色々あるようですが
基本的の長さは
このような感じになります
鍼灸師によって治療の考えは異なるので、あくまで一般的な鍼の選び方になるのですが
例えば美容鍼灸に使う鍼は顔に刺入する為、刺入が深くない分
鍼体の長さも短い物を使う事が多く5分鍼を使用する方が多いです
皮下脂肪が多い部位は長めの1寸6分などを使用する事が多いですね
読み方は「イッスン、ロクブ」と読み
私達は「スンロク」と略した呼び方で呼んでいます
次に鍼の太さは「番」とゆう表記になります
0番が一番細く(メーカーによれば00番があることも)
8番が太いとゆう基準になります
中国鍼などは、もっと太さがあるものもありますが
私達が主に使う鍼の太さはそこまで太いものではありません
日本女性の平均的な髪の毛の太さが「約0.08㎜」
病院の採血などに使われる注射針が「0.70㎜」
鍼灸の鍼でよく使用される3番の鍼は「0.20㎜」
になるので、使用する鍼の種類によってことなりますが
一般的には鍼灸の鍼は注射針と太さが違うので
痛くはないのです
なので鍼灸治療が気になるけど、痛いのは怖いなぁと思われる方も
注射の針とは違うので、そこまで気にされなくて大丈夫だと思います
太さや長さは治療のアプローチの仕方によって変えていくものなので
患者さんお一人、お一人に合わせて変えていきます
ちなみに鍼は全部使い捨てとなっていますので
感染症の心配もご安心ください
訪問の際も医師の同意が取れれば、訪問での鍼灸も可能ですので
訪問での鍼灸治療が気になる方はぜひご相談して下さいね