変形性膝関節症、加齢に伴う筋力低下
症例紹介【傷病名】
加齢に伴う筋力低下、軽度認知症
変形性膝関節症
ペースメーカーあり
【主訴】
退院後、下肢の筋力低下があり
このままでは歩行困難の可能性もある為
ご自宅での訪問を開始
身体の痛みの訴えは、膝関節の疼痛あり
目眩あり
【施術内容】
身体状況は補助付きで歩行可能な為、現状機能の維持を目的に施行。
褥瘡予防の為全身のマッサージ
尿漏れ防止の為に肛門を締めながら
お尻を上げたまま5秒キープ
運動ばかりを連続して行うと、本人の集中力が途切れてしまう為
施術の合間に脳トレ休憩を挟む
じゃんけんを利き手と逆でしてもらい
『勝つ』『負ける』を考えて手を出してもらう
脚が上がりにくくなってきている為に
下肢に抵抗を加えながら脚あげ運動
立位をとってもらい、声でカウントしてもらいながら足踏み
自分で声を出してカウントしてもらうことにより、目標を持って取り組んでもらう。
高齢になり、気力が低下している方に対し、
下肢の筋力トレーニングと脳トレーニングを交互に行う事によって、一つ一つに集中して取り組んでもらう。
【改善点】
ご自宅での訪問を開始し、下肢の運動や、歩行訓練を行い始めて、以前よりも脚が上がりやすくなってきた
ご家族様のの献身的な介護もあり、高齢ながら室内の伝い歩きも維持できています
運動量は体調と相談しながら行い
少しずつ運動負荷を増やしており、脚あげなど出来る回数などが以前より増えてきました
施術中は会話を積極的に行い、訪問を行う事で、本人の刺激にもなっている