肺気腫
症例紹介【傷病名】
肺気腫
脳幹梗塞左麻痺
【主訴】
肺気腫の為、肩や首が凝るようになった、特に左上肢の疼痛や倦怠感が強くなって辛くなる
【施術内容】
肺気腫の方は、どうしても息切れがおこり、肩背部が筋緊張しやすいので
胸郭モビリゼーション(動かす)を行い、肋間筋を緩め、呼吸をしやすいようにサポートしました
左上肢の痺れや倦怠感に対しては、神経の通り道である、中斜角筋(首横の筋肉)を緩める為、中斜角筋停止部である第一肋骨に対してアプローチをし、斜角筋の柔軟性を促したり
斜角筋の起始部である第三頚椎のバランスを整えました
【改善点】
現在は左上肢の痺れや倦怠感は治まっており、患者さんからも喜んで頂けております
肺気腫の方は背部、首、胸部のマッサージによって、呼吸時に起こる筋肉の抵抗を和らげることができます
肺気腫の多くの患者さんが経験する
疲労感の軽減にも繋がります