パーキンソン病
症例紹介【傷病名】
パーキンソン病
(重症度分類Ⅴ度)
【主訴】
パーキンソン病発症から数年経過しており、歩行困難である
ベッドに寝たままか、補助付き車椅子での座位保持が長い為、肩背部の倦怠感を感じる。
下肢の筋力低下、血行不順
【施術内容】
訪問時には体位変換を行い、体圧が一点にな
り褥瘡にならないように防止する
全身のマッサージを行い血行促進を促す
ベッド上での下肢の抵抗運動
お尻を上げて、腹筋背筋を鍛える運動
棒を持ちあげてもらう上肢の運動を行う
パーキンソン病の方は歩行の難しさや、日によって体調の波が大きい為、身体を動かす機会が減りがちなので、本人の体調をみながら
運動も積極的に行う
【改善点】
難病であるパーキンソン病は改善していくわけではないですが、進行の程度に応じた運動が行う事が大切です
マッサージの後は身体が楽になると喜んで下さります。
またパーキンソン病は薬の研究も進んでうたあり、進行の速さや治療の効果は人によって異なり、なかに は、10年経ってもほとんど進行がない人もいます。