歩行困難、変形性膝関節症
症例紹介
【傷病名】
右変形膝関節症
うっ血心不全
慢性腎臓病
【主訴】
歩行困難(立位可能)
右肢の疼痛
【施術内容】
歩行訓練がしたいという希望があり、主治医の許可と身体状況的に可能と判断した為、心臓に負担がかからないように休憩を取りながら歩行器を使った歩行訓練を開始。
最初は立ち上がりを繰り返すなどして、立位保持が安全に出来るまで何度も繰り返す。
立位保持の安定が見られた為、介助付きで歩行器での室内歩行を開始。
室内歩行を何度も繰り返し、歩行器での安定が見られたが、本人が一人で行動できるようになりたいと希望があり、一人で歩行器を使用するには転倒のリスクが高すぎる為、一人で動く事を目標に、車椅子自走の練習を開始。
筋力に左右差があるので、右半身の腕だけで車椅子を動かそうとされるので、声をかけて意識しながら車椅子自走の練習を行う
またベッド上での下肢の筋力トレーニングや
運動後のマッサージも並行して行う
【改善点】
何度も段階と時間をかけ、まだ短い距離ではあるが、車椅子自走が行えるまでになった。
本人も意欲的にリハビリに取り組んでくさり、家族や施設スタッフのサポートもあり、
本人が目指していた目標まで達した。
まだ短い距離しか出来ないので、今後も練習を繰り返し行っていく